農歴七月二十三日にあたる9月10日(木)に昌佐神と二宮尊徳の誕日祭典が行われました。
〇昌佐神について
昌佐神は三國志の有名な軍師・諸葛孔明です。統院副掌籍としてお祀りしています。
過去の会報を見ると、扶乩(フーチ)にも幾度となく訓(扶乩による啓示)を与えてらっしゃいました。
各神仏は扶乩で顕現される時、それぞれ特有な自称を名乗られます。昌佐神(諸葛孔明)は「臥龍山人」や「山人」と自称され、その後に訓を述べられていたことが記載されています。
(参考:会報誌平成元年3月号)。
〇二宮尊徳
宣院副掌籍兼佈道使者としてお祀りしています。
日本の歴史上人物として、宣院に5名の方々をお祀りしております。その中のお一人です。
二宮尊徳は昭和38年(1963年)に扶乩にて呈判(※)を受け、許可されています。
その後、昭和46年(1971年)になってはじめて神位を設けてお祀りしたことが記録されています。
(参考:会報誌昭和46年5月号)
※呈判:扶乩に許可や質問を行い、神仙より解答を得ること。
このように日本総院では各神仙の祭祀を行っています。今後も、少しづつ紹介していきたいと思います。
(写真説明:祭典では水穀米、福果 フルーツ、お酒またはお水を献じます)