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文殊佛誕日祭典(文殊佛略史)

文殊佛坐象(Wikipediaより)

 

  農暦辛丑年四月四日(2021年5月15日)に文殊佛誕日祭典を行います。どなたでもご参加いただけます。ご参加いただける方は問い合わせフォームからご連絡ください。

    道院では、経院に掌籍として文殊佛(文殊菩薩)をお祀りしています。経院には文殊佛、普賢佛を祀り、誦経の前後、参経(経典を研究すること)時には必ず拝礼を行います。『太乙北極真経』をはじめとした経典を司っているのは、文殊佛と普賢佛なのです。それでは『聖哲略史』より文殊佛の略史を転載いたします。

 

文殊佛

   文殊菩薩、略称して文殊といい、文殊師利とも称される。曼殊室利ともいう。以上は全て梵語からの音訳である。華語(中国語)では妙徳、妙吉祥と称される。この佛は普賢佛と一対で、釈迦如来の左の脇侍を常に司る。智慧の佛とされ、五髻を頭に結ぶ。これは大日の五智を表す。手に剣を持ち、これは智慧の利剣を表す。獅子に駕し、この獅子は智慧の威猛を表す。仏教ではこれらを称して、文殊佛を教えの父母と爲す。

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