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関聖誕日祭典(関聖略史)

  農暦辛丑年五月十三日(2021年6月22日)に関聖誕日祭典を行います。どなたでもご参加いただけます。もしご参加を希望になる方は問い合わせフォームからご連絡ください。

  関聖は三國志の名将・関羽のことです。道院では、統院に鎮壇将軍として祭祀しています。それでは『聖哲略史』より、略史を転載いたします。

 

関聖

  姓は関、名は雲長。本来の字は長生。河東解県の人。漢の照烈帝(劉備)と共に寝食を共にし、手足の如く尽くした。一時、曹操に捕まった際に、曹操はその義を賞賛し、漢壽亭に封じようとした。爵禄への欲を満たすことで関聖の至誠を溶かし、臣下としようしたのである。しかし、関聖はこれに誘惑されることは一切なかった。まさに浩然の気、日月の光のごとくであった。

    帰道後、壮繆侯に諡号される。各王朝の歴代皇帝たちもみな、それぞれ尊号を送った。三國志本伝に詳しい。

 

書画壇(画や書を神仙が書く扶乩)にて、関聖が書かれた書。右上の「徳子」とは道名で、この書を誰のために書いたが示される。左の「羽」は関聖の署名。

 

 

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